リオ五輪に向けて|男子サッカー







2012ロンドン五輪で予想外の快進撃を見せ、
4位に入った男子サッカー日本代表。



しかし、そこからU-23世代は、
フル代表の主力を担うほどの力はなく、
結果として、ワールドカップは惨敗。
続くアジアカップでも、準々決勝敗退と苦戦が続いている。



次のワールドカップ、さらには2020東京五輪でメダルを獲得すべく、
2016リオ五輪には、是が非でも出場を果たし、
好成績を上げることで、地に落ちた代表の価値を、
上げていきたいところだが、リオ五輪出場を果たすには、
相当な茨の道が待ち受けている。



1次予選を比較的無難に勝ち進み、2016年1月12日から、
カタールで行われるAFCU-23本大会への出場を、
決めた男子サッカー日本代表。



本大会は16チームが、4グループに分かれ総当たりを行い、
各組の上位2チームが、決勝トーナメントに進む方式となっている。



要するに、アジアカップと同じ方式だ。



最近の若い世代にとって、準々決勝突破が、
鬼門となっているだけでなく、抽選において、
日本は、第一シードから外される可能性が高いと言われており、
最近の五輪予選と異なり、かなり厳しい戦いが予想される。



世界大会を経験していないばかりか、
所属クラブでも、レギュラーになりきれていない面々が、
中心のチームでは、非常に心もとないのが現状である。



幸い、アギーレ監督に代わり就任した、
フル代表のハリルホジッチ監督は、
世代交代をかなり推し進めてくれると、期待できる監督だ。



来年のU-23本大会までに、多くのU-23世代が、
フル代表を経験し、個の力と組織力を少しでも向上させ、
リオ五輪に出場してくれることを願ってやまない。