リオ五輪に向けて|アーチェリー







アーチェリー日本代表が、初めて国際大会で、
メダルに到達したのは、今から40年前の世界選手権において、
男子団体で、銀メダルを獲得した時である。


翌年行われたモントリオール五輪で、道永宏選手が銀メダルを獲得してから、
2016リオ五輪で、40年の節目の年を迎える、アーチェリーには、
メダル獲得の期待が高まっている。


アーチェリーが急成長した背景には、ボーリング人気の衰退を受け、
手軽にスポーツが楽しめる競技として、全国的に競技場が増えたことだった。


いつの時代も、スポーツの成長の背景には、社会的背景が隠されている。


オリンピックでの最高成績は、銀メダルだが、
世界選手権においては、河淵志津子選手が、
1978年に、金メダルを獲得している。


現在に至るまで、アーチェリー界唯一の、世界大会における金メダルで、
2020東京五輪では、悲願の金メダルを、ぜひとも獲得してもらいたいものだ。


その後、一時期成績が下降するものの、2004アテネ五輪で、
山本博が、1984ロス五輪以来のメダリストとなったことで、
再び注目を集めることとなった。


この流れが維持され、2006ワールドカップで、団体優勝、
世界ランキングで、初めて1位になるなど、紆余曲折ありながらも、
日本人が、国際舞台で安定した成績を収めている、競技の1つである。


他の競技と比べて、競技年齢が長いことも、
日本人向けと言えるかもしれない。


夏には、リオ五輪の出場権をかけた、世界選手権が開催される。
日本人選手の活躍に注目だ。






コメントを残す