リオ五輪に向けて|柔道







オリンピックの歴史において日本柔道は、
累計、金メダル36個、銀メダル18個、銅メダル18個と、
他国を圧倒する成績を収めている。



しかし、2012ロンドン五輪においては、
金メダルは松本薫選手の1個に留まり、
他の階級でも、いい成績を残すことはできなかった。



その後起きた様々な不祥事などによって、
威信が地に落ちた感のある日本柔道界だが、
柔道競技の活躍無くして、日本のメダルラッシュは、
起きないといっても過言ではない。



リオ五輪、さらには、東京五輪の成功目指して、
柔道界には頑張ってもらいたいところだ。



金メダル1個に終わったとはいえ、
2012ロンドン五輪においても金1、銀3、銅3の計7個のメダルを獲得し、
合計数ではフランスと並び、第1位となるなど、
依然、日本柔道界は世界のトップグループと言える位置にいる。



しかし、成長が著しいグルジアやモンゴルなどの新興国の存在は侮れず、
よほど強化を真剣に推し進めていかないと、
いつか追い抜かれてしまう危険性は、十分にあると言えるだろう。



4月に全日本体重別選手権が行われ、世界選手権代表が発表された。



メンバーの中には、ロンドンで惜しくも敗れた、
海老沼選手や中矢選手も入っている。



代表選手に大学生が3人入っていることも、
今後に向けて明るい材料と言える。



8月に開催される世界選手権の目標は、男女ともに、
「金メダル3個、全階級メダル、団体戦優勝」とのことだ。



近年起きた不祥事の悪影響を吹き飛ばし、
子ども達の手本となれるような、柔道界の躍進に期待したい。